2008年07月01日

中国古代史

 中国古代を舞台にした小説は面白いが、時代や人物が輻輳していて、理解に手間がかかる。 このごろ宮城谷昌光氏の作品をいくつか読んだが、商、周革命を背景にした「太公望」を初め、覇権の時代、春秋・戦国時代のものが多い。 周王朝が成立したのは紀元前1100年頃のことだ。前770年からの覇王の時代、名君や英雄が出るいわゆる春秋時代。 前400年から諸子百家の戦国時代、そして前221年の秦の始皇帝による中国統一。そのあと、前200年に項羽と劉邦の争いから、 漢が成立するという流れが、やっと頭に入ってくるようになった。日本はまだ弥生時代で、卑弥呼が魏に使いを送った時代の有名な「三国志」 は紀元後220年頃からだ。

 殷(商)時代はもちろん、周の時代も、金属はまだ青銅器だった。鉄が普及し始めたのは戦国時代らしい。このころ、「金」 というのは銅の事だったという。紙はもちろん無い。文字は木簡(木や竹の板に書いたもの)か金器に彫られたものだったろう。 資料も少ない中で、人物像に迫っていく作業はどんなものだろうか。宮城谷さんの描く人物の価値というのか「偉さ」は、「徳」をもってはかる、 ということらしい。中国の現在の倫理観はどうなのかなと、ふと思いつつ、中国古代史を楽しんでいる。もう少しさかのぼって、伊尹 (商初期の宰相)を読んでみたい。

投稿者 ranran : 14:11 | コメント (0) | Category:雑記

楽しめる音楽会

 地域の小学校で、例年の音楽会がありました。本当に久しぶりに見たのですが、子供たち全員が楽しめる音楽会になっていて、 私も楽しく聞きました。 

 合唱と楽器演奏を、学年一緒に、あるいは学級ごとに演奏するのも、低学年の可愛らしさ、6年生のさすがの巧さは、 いつもの事ではありますが、感心したのは、どの演奏もひとつにまとまって、声も音色もよくそろっていたことです。楽しんで、 一人一人がしっかりと取り組んでいる様子に、先生の熱意と指導力、普段の努力が、子供の力を引き出していると感じました。

 小諸も、佐久一帯も、学校の音楽教育はレベルが高いということですし、私もそう思います。優秀な先生の指導に、 地域の人たちの協力など、長年の教育努力の結果でもあります。小諸高校音楽科がある小諸で、 良い音楽に出会い楽しむ環境をもっと多くの人に広げたい。いまは、よくいわれる趣味や嗜好の多様化のせいか、 音楽の催しに人を集めるのは大変ですが、浅間山麓に豊かな音楽が響く環境を、この地域に暮らす我々が楽しめるものにして、 地域の教育力の底力となってほしいものです。

投稿者 ranran : 13:14 | コメント (0) | Category:文化

2007年09月17日

自民党総裁選び

 驚きの突然の総理辞任から、次の総裁選びが動き出していますね。 安倍さんは重荷に耐えきれず投げ出してしまったということでしょうか。総理総裁として全身全霊で重職に立ち向かったはずなのに、 あまりにあっけなく重責を放り出してしまったことに、びっくりしたというのが本当の所。これはしかし、 安倍さんを総裁に選んだ時に何となく感じた危うさが、現実のものになったというのが、私の感じです。今後の総裁選びは、 福田氏と麻生氏の争いとなりましたが、まあいろいろなコメントが飛び交う中で、流れができているようです。

 ほとんどの派閥が福田氏を推す形になったことで、派閥解消の改革に逆行、という声が出ています。しかし、 派閥をぶっ壊したことで自民党改革ができたのかと言うと、そういうことでは無いだろうと思うのです。派閥が無くなれば、改革なのか、 そんな簡単なことではなかろう。派閥の弊害と云われる、金と権力のしがらみを解体できたのか。今までの形は壊れたかも知れないが、別の形で、 あるいは見えないところで、動いているだけなのかも知れない。

 志を共にする仲間と勢力を作って、それによって政策実現のため活動するのは、派閥であれ政党であれ、政治本来のやり方です。 今度の総裁選に至る流れの中でも、様々な人材を立てて総裁選を争うと言う形で、 リーダーを育てていくという政党の機能が失われているのではないかと、危惧が指摘されていました。人材を育てもり立てていこうという、 政治家の集団としての本来の役割を果たせる政党であって欲しいですね。

 今日16日の自民党議員総会での両者の立候補表明をテレビで見ました。実は麻生さんの纏まった話をきちんと聞いたのは初めてです (新聞などで読む他では)。どちらかというと、苦虫30匹をかみつぶしているタイプに見える人ですが、この時は話がうまい、と思いました。 選ぶのは自民党の皆さんですが、福田さん、麻生さんのどちらかが、総理大臣としてこれからの国政を担う人になる訳です。 派閥の強制力が無くなったとしても、ただ勝ち馬に乗るために大勢に流れるのでなく、きちんと政策の説明をし、 国民に納得のいく選出を願う所です。

投稿者 ranran : 00:09 | コメント (0) | Category:社会・政治