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生産の危機管理
16日の中越沖地震には、本当に驚きました。長野県内にも被害がありました。改めてお見舞いを申し上げます。柏崎市の被災の様子が、 その後次々にTV映像で報道されていますが、砂地の地盤と活断層の様子など、今後の対策も大変なことと思います。復旧を急ぐと共に、 耐震対策、災害時への備えを、常に見直しながら、立てていくことが必要ですね。
一方、産業の備えに、大きな問題がクローズアップされました。自動車部品工場が被災して生産できなくなったため、 自動車メーカーのほぼ全部に、生産停止などの影響が出るということです。これは、生産の面からの、 危機管理に通じることではないかと思います。企業はコスト削減のため、部品などの在庫を減らし、部品の発注先も、 技術的な問題もあるでしょうが、少数の特別なメーカーに集中しているということです。このため、部品の入荷がなければ、 すぐに生産ラインが止まってしまうということになる。
他の産業でも、同じ状況が考えられるでしょうね。私たちの生活にしても、24時間営業のスーパーやコンビニがあるから、 食料の買いだめも必要ないという今の時代ですが、いったん災害などが起きて、買い物に行けなくなったら、 あるいは近所の店に商品の入荷が無くなったら、そんな事もあり得ます。食料のことを言い始めれば、自給率が40%程度しかない日本では、 何時パニックを起こすような事態が起こらないとも限らない。そんなことまで思わせるような事態でした。 今後も在庫確保や発注先の分散などが進むのか、コスト一点張りで企業の合理化、効率化を進めて良いのかという疑問を持ちます。
災害でなくとも、経済の変動、物価の値上がりなど、生活や生産部門での危機管理は、 極端な合理化の中ではどうしても切り捨てられる部分になりがち。この社会にとって、 私たちの暮らしにとって必要なものが気が付いたら無くなっていた、ということが無いように、態勢を作るのが、政治のしごとでもあります。 折から参議院の選挙中ですが、次々とあらわになる不祥事や、それを一方的に攻撃するばかりでなく、 どうしたら落ち着いて信頼できる態勢を作れるかを、話したいものです。
投稿者 ranran : 2007年07月19日 22:10
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